フリーランスの年金

フリーランスの年金は国民年金のみですが、付加年金、国民年金基金、確定拠出年金等に加入することで将来の受給額を増やすことができます。

年金の仕組み

年金とは、老後の生活費を受け取ることをいいます。 国民年金や厚生年金等の公的年金は、保険料方式で、現役世代からリタイア世代へ仕送りする仕組みになっています。 民間の個人年金や確定拠出年金は、掛金を積み立てておき、老後に受け取る方式になっています。

翻訳者の年金

フリーランスで働く人は、国民年金(基礎年金)のみになります。 保険料は2007年現在では毎月14100円です。受け取る年金額は、満額(40年支払った場合)で年792100円です。未納や免除期間のある場合はこれより少なくなります。 保険料や受け取り年金額は随時見直しが行われるので注意しましょう。

社内翻訳者の場合は、会社員と同じく厚生年金になります。派遣社員の場合も労働時間がフルタイムかフルタイムに近い場合は厚生年金になります。

二足のワラジをはいている人(会社員等)は、本業で厚生年金に加入していれば基礎年金に加えて厚生年金が受け取れます。 本業で国民年金の場合はフリーランス翻訳者と同じく基礎年金のみになります。

国民年金付加年金

国民年金保険料に加えて毎月400円を支払うと、基礎年金に加えて「付加年金を払った年数×200円」を毎月受け取ることができます。

単純計算では2年受給で元が取れますが、物価スライドが無いため、インフレが起きると実質的な受給額は目減りします。

国民年金基金

国民年金のみの人向けの二階部分の年金です。 掛金は最低一口以上で加入者が選択できます。(最大月68000円まで。) 一口目は存命中ずっと受け取れる終身年金ですが、二口目からは、終身年金だけでなく、予め受け取り期間が決まっている確定年金を選ぶこともできます。

付加年金と国民年金基金の両方への加入は認められていません。 また、厚生年金加入者は付加年金および国民年金基金に加入できません。

確定拠出年金

加入者が運用商品(投資信託や債券等)を選択する年金です。日本版401Kとも呼ばれます。 業者毎に商品ラインナップが異なりますし、運用結果次第で受取額が代わるため、業者と運用商品の選び方も重要になります。

掛金は月5000円〜月68000円まで千円単位で加入者が決めることができます。 付加年金や国民年金基金と併用可能ですが、401K掛金と付加年金や国民年金基金の掛金の合計が月68000円以内に制限されます。

掛金全額所得控除

国民年金はもちろんですが、付加年金、国民年金基金、確定拠出年金の掛金は全額所得控除されます。所得税住民税の節税になる他、自治体によっては国民健康保険料や後期高齢者支援金、認可保育園の保育料にも影響します。

Copyright (C) 2007-2010. 実務翻訳者への道All rights reserved.